ひざ痛チャンネル編集部
2017-11-06

原因は数多!なぜ女性は変形性膝関節症になりやすいのか

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原因は数多!なぜ女性は変形性膝関節症になりやすいのか

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膝痛を引き起こす恐ろしい病気、変形性膝関節症。この病気、実は女性の方が発症率が高いんです。その数、ずばり男性の2倍!

でも、なぜ女性の方が患いやすいのでしょうか? 変形性膝関節症の原因となる要素はひとつではありません。それぞれの要素に女性特有の事象が関係していたのです。

はたしてどのような因果関係が隠されているのでしょうか。

 

変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症とは、簡単に言えば膝関節にある軟骨がすり減ってしまう病気です。

まず、膝関節とは太ももの骨とすねの骨をつないでいる箇所を指します。このふたつの骨を覆っているのが軟骨です。コラーゲンを多く含んだこの軟骨が膝関節に加わる衝撃を吸収し、分散してくれます。また、骨と骨の直接の摩擦を防ぐ効果も。要は関節内でクッションの役割を担っているわけです。また、膝関節の動きを滑らかにするのもこの軟骨なので、大変重要な組織と言えます。

様々な要因によって軟骨がすり減ったり、欠けてしまうことがあります。

そして、膝関節を守っていたものがなくなってしまうと、骨と骨が直接ぶつかり合うようになり炎症が生じます。

変形性膝関節症とは

 

その結果、以下のような症状が現れます。

・ 膝が痛む、膝が曲がらない

・ 膝が音を立てるようになる

・ 膝に水がたまる

・ 膝が曲がらないため、重心が下がり腰痛を引き起こす

どれも辛い症状ばかりですね。50歳代の女性の約40%、70歳代では約70%がこの病気にかかっています。

では、なぜ軟骨がすり減ってしまうのでしょうか?

 

変形性膝関節症の患者に女性が多い原因

変形性膝関節症を引き起こす原因には一次性と二次性のものがあります。二次性が交通事故やスポーツなどの外傷がきっかけとなり発症するものと定義され、それ以外が一次性と分けられます。変形性膝関節症の大半が一次性です。

女性に多いとされるこの病気。まず、どのような原因で変形性膝関節症が生じるのでしょうか。さらに女性の視点からそれを紐解いていきます。

 

筋力の低下

年齢を重ねると筋力は衰えていきます。その中でも、太もも前側の筋肉である大腿四頭筋。この部分の筋肉が低下していくと、膝への負担が大きくなるのです。その結果、次第に軟骨がすり減っていき、変形性膝関節症に繋がっていきます。

 

女性の筋力低下

特に女性は男性と比べて、元々筋肉量が少ないです。その理由として、テストステロンというホルモンが大きく関係しています。テストステロンは筋肉ができる過程で必要なホルモン。その分泌量が、男性は女性の15倍もあるんです。

女性の筋肉量

 

体重の増加

体重と膝にかかる負荷は密接に関係しています。そもそも膝は、あらゆる動きに対して負荷がかかりやすい箇所。立った状態で体重の2.5倍、階段を上る際は3.2倍、下りる時には3.5倍の負荷が膝にのしかかります。体重が重ければ重いほど、膝にかかる負担も大きくなるというわけです。

 

女性の体重増加

ここでも女性は不利な要素が降り掛かります。女性は出産・妊娠に備えてエネルギーを蓄える性質があるんです。男性と比べて脂肪率が高くなります。

さらに、女性は20代から新陳代謝が衰え始め、基礎代謝が減っていきます。摂取したエネルギーはさらに脂肪として蓄積されやすくなるのです。

基礎代謝の基準値

情報元:厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2015年版)

 

O脚

O脚とは真っすぐ立った時に、膝がくっつかず外側を湾曲している状態。O脚の方は膝の内側に負荷が集中します。その影響で軟骨がすり減っていくのです。変形性膝関節症と診断された方の9割がO脚と診断されています。

 

女性のO脚

実はO脚は女性に良く見られる症状です。日本人女性の8割がO脚と言われています。この理由は遺伝的要因が大きいとされている一方で、女の子座り(正座の時に膝から下だけずらす座り方)も原因だと言われています。

さらに女性が履くハイヒール。こちらも極端に膝の内側に負荷がかかってしまうため、変形性膝関節症のリスクを高めます。

O脚とハイヒール

 

 

ホルモンバランス

女性が変形性膝関節症にかかりやすい原因のひとつとして、ホルモンバランス崩れがあげられます。閉経が近くなり、更年期が訪れると、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が急激に減少するのです(更年期障害)。

このエストロゲンには、骨形成を助ける作用、骨を丈夫に維持する働きがあります。結果、分泌が減少してしまうことで骨がもろくなってしまうのです。また、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になる可能性も高まります。

もろくなった骨は欠けたり、変形しやすくなり、変形性膝関節症へとつながります。

変形性膝関節症とホルモンバランス

 

骨盤のゆがみ

変形性膝関節症には骨盤のゆがみも大きく関わってきます。膝なのに、なぜ骨盤? と思うかもしれません。骨盤がゆがむことで下半身のバランスが崩れてしまうのです。横になってみると分かりますが、骨盤がズレている方は足の長さが左右で変わってしまっています。

では、歩く際にはどうなるのか。膝自身がねじれることによって、体全体のゆがみを矯正してくれるのです。これは膝にとっては大きな負担。長期間この状態が続いてしまうと、変形性膝関節症を引き起こします。

 

女性の骨盤のゆがみ

この骨盤のゆがみも女性に起こりやすい現象なのです。

女性は妊娠、出産する際にリラキシンというホルモンが多く分泌されます。このホルモンは子宮周辺の関節や靭帯を緩める働きがあります。その結果、骨盤が安定しない状態に……。この時期に、体に負担をかけるような生活を送ってしまうと、骨盤が歪んでしまうのです。

女性の変形性膝関節症と骨盤

 

変形性膝関節症の原因を知ったら的確に予防!

いかがでしたでしょうか。変形性膝関節症に女性が多い原因が良く分かったと思います。そして気になるのは、何をすることがこの病気の予防になるか、ですよね。

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